イベントについて
京都市は、2017年に米国に拠点を置くロックフェラー財団によって「Resilient Cities100」のひとつに選ばれました。本特別公開講座(合計10時間)は、「京都レジリエント・シティ」を人材育成の側面から支援し、京都の地域コミュニティが協働で地域のレジリエンス(※)を思考し、デザインする契機をつくることを目的とします。これは、「レジリエント・シティ」実現のためにはそれを成す一人一人、または地域コミュニティがレジリエンスを備えていることが欠かせないという理解に基づくものです。
※広義の意味合いとして「大きな変化や逆境にあっても折れない環境を創ること」
イベント概要
本講座では、「レジリエンス思考」の一角を成す「システム思考」と「デザイン思考」を取り入れながら、森の中のフィールドワークや協働ワークを通して、参加者が
1:「気づき」を得て、
2:京都コモンズの持続可能性に関わる課題に対して、協働で思考を行い、
3:課題解決志向のアプローチを通して自ら提案に関わること
を目指します。
第1回 「講義と学際的対話」2018年10月11日(木)
目的:「京都コモンズ」、「森とレジリエンス」を知る、考える(※1)
場所:京都大学東一条館2階大講義室
時間:17時半~20時半
第2回「講義×フィールドワーク×協働ワーク」2018年10月28日(日)
目的:「京都コモンズ」、「森とレジリエンス」を感じる、課題解決志向に活かす
場所:芦生研究林(京都府南丹市)
時間:10時~17時(9時頃JR園部駅集合予定)
園部駅〜芦生研究林は、無料シャトルバスを出します(※2)
- 招聘講師
- 京都市「レジリエント・シティ」CRO 藤田裕之氏
株式会社堀場製作所 理事 野崎治子氏 - 本学講師
- 清水美香 特定准教授
徳地直子 教授 ・寶馨 教授 - 主催
- 京都大学総合生存学館レジリエント社会創造研究会・京都大学森里海連環学教育研究ユニット
- その他
- 「京都コモンズの創造:森とレジリエンス〜持続可能性に繋ぐ〜」は、平成30年度総長裁量経費採択事業/地域(京都)を志向した教育・研究・社会貢献のためのプログラムです
参加方法
京都大学特別講座事務局(kyotouniversity123@gmail.com)宛に、
本講座名をタイトルにつけて、
1.氏名
2.所属、学年またはお役職名
3.第1回講義のみ、または第1・2回講義、登録希望
を明記の上、2018年10月10日(水)までにお申し込みください。
※1 第1回のみの出席も可能です。ただし、第2回は、第1回講義を踏まえるため、第1回講義に出席された方のみ対象とします。両回とも出席・修了された方には、本講座修了証を付与します。
※2 参加申し込みされた方にメールで詳細をお送りします。
※3 本講座は無料ですが、第2回目は保険および飲料等含め、実費(ひとりあたり500円程度)を集めさせていただきます。